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作者:樹里

静冈银土本 2016年冬号 P48-54

悲哀的动物般的“咕咕咕——”声在房间里响起。
声音的源头是神乐,她把嘴撇成一条直线,盯着手里的杂志页面看。

躺在沙发上看跳跃比赛的银时顺着视线看过去,歪了歪头。
“你干嘛拿静冈的旅游指南啊?”
“蛋黄迷刚才拿过来,又走了。”
“啊,她来过啊。”
“土方要去静冈吗?”
“靠,把重要的恋人丢在一边跑去静冈旅行?副长大人算哪根葱啊?我要把茶叶塞进你的菊花里!”
“你来试试啊,臭卷毛!不过反过来,我会一片片把粗茶叶塞进你的尿道里。”
“啊啊啊,疼、疼啊……你干嘛突然冒出来!”

新宿歌舞伎町,万事屋的坂田银时的恋人——真选组副长土方十四郎,不知何时已经站在沙发后面。
他单手提着装满零食的便利店袋子,可能是作为伴手礼。

土方从新八手里接过零食袋,随手抽出巧克力,坐在神乐旁边,指着她手里的静冈信息杂志。
“那是什么?你要去静冈?”
“嗯,出差。”
“出差啊……土方大人,你这是借工作之名去静冈大吃特吃吧。”

突然从背后传来的声音让银时吓了一跳,回头一看,是真选组一番队队长冲田总悟站在那里。
“喂,你们真的随便进别人家啊!”
“你说不是吗?以后随便出入我家,这就是我的求婚,这个家伙。”
“土方在的地方就有冲田在嘛。对了,你的求婚方式也太老派了,像味噌味儿一样。我想喝你做的味噌汤。”
“闭嘴!你也把应该保密的求婚话全说了吧?这种事本来是两个人的回忆!”
“你自己把求婚对象也算作‘你们’,把我当不法入侵者对待的吧!说实话,是你向我下跪求我不要走。”
“喂,别在孩子面前提这种敏感话题,我也要威严啊!”
“放心吧,银时本来就没有威严。”
“真是的,银时和蛋黄迷在一起吃蛋黄酱这种事,我们一点也不奇怪。”

“好了,讲静冈的事吧,别再吵了。”
神乐皱着眉问:“那静冈大吃特吃是怎么回事啊?”
银时看向土方,心里暗暗松了口气。虽然神乐用责备的口吻,但土方明显觉得这是工作,没有一丝愧疚。
“没什么,就是近藤让我买这个杂志上标记的东西。”
翻开杂志,赫然是“Quil Fait Bon”。
银时当然知道甜点的事情:“啥?!Quil Fait Bon你知道这是啥吗?!可不是在聊大胸!”

“银时脑子比一颗小豆还轻,这点早就知道了。一旦答应的事,就要负责到底。”
“保健所会接收人吗,志村?”
“卷毛肯定会被拒吧。”
“喂,你们够了!神乐,她要去吃蛋糕,我们呢?”
“没说啊,你吵死了,我会考虑你们的份。”
“真的?”
“我要草莓的!”
“我喜欢水果多的!”
“好,等着。”

土方拍拍孩子们的头,勇敢又温柔的微笑让银时的地位彻底沦陷。

“等下看这汉堡,神乐!这个看起来超好吃的汉堡,我在静冈要吃个够!”
银时指着杂志上的汉堡,神乐和新八几乎同时口水直流。
美食和口水,在万事屋是一套送的。

看着照片里多汁、厚实、规整的汉堡,神乐和新八也按捺不住:“蛋黄迷太过分了!我也想吃这个健康的汉堡!”
“看清楚了,是‘Sawayaka’,想吃就别搞错店名。”
土方指着杂志写满双页的汉堡店名。
但在兴奋的万事屋三人眼里,这店名只像被撕开的包装边,完全不重要。
“随便啦,我也想吃那个汉堡!”
“我说的是Sawayaka,不要随便曲解名字!”
“神乐说得好!独占这么好吃的汉堡就是欺负!我们也想吃!”
“‘Shitoyaka’是什么鬼,这名字离这粗壮的汉堡最远了。”
“土方,我们不想跟着出差,但你给我们看这么多美食杂志,我们都要崩溃了,至少能带点多汁回去吗?”
“你这谦虚的口气说的什么啊?而且不是‘Ogosoka’,是Sawayaka啊!够了,我都快记错了。”

土方挥手示意停止,但兴奋的三人组无法控制。
这时,冲田罕见地伸出援手:“别急,我把土方的旅行带来了。这包里可以塞一个人,趁着行李潜入静冈,去吃Sawayaka的汉堡。”

黑色波士顿包落在地上,看起来很眼熟。
神乐疑惑地问:“这东西要我进去吗?怎么进去啊?”
“从脚开始吧。”
“哈哈!小子们,这交给昭和出生的老男人吧,平成出生的Boy Meets Girl就努力吧!”
“你在说什么啊!”
“脑子短路了,神乐别碰。”

银时笨拙地挤进包里,但包是为细瘦的伊藤设计的,银时的下半身挤进去就满了。
“啊,这包满了,满得爆炸!”
神乐、新八、土方互相对视。
“志村,明天是可燃垃圾日吗?”
“明早,不过附近有人在空地生火。”
“卷毛容易燃啊。”
“别乱计划放火!卷毛和直毛一样,焦了也会糊掉!”

“吵死了,走吧,把垃圾一起带上。”
“好哇!”
“定春的呕吐物也带上!”
“喂!别放我身上啊啊啊!”

“对了,冲田,你来干嘛?”
冲田难得无事来万事屋。
土方把生垃圾堆在银身上问:“是来告诉我出差取消了吗?”
“嗯,就是来告诉土方大人静冈出差取消。”
“……好吧,我要巡逻了。”
走声消失,房间又安静下来,信息杂志随风轻轻晃动。

三天后,土方非班带着三人去静冈,终于吃到了Sawayaka的汉堡。
不过,神乐把汉堡吃光,店铺三天临时休业。

END

下附原文:

ぐきゆるるる、という物悲しい動物の鳴き声にも似た音が、部屋の中に響いた。

発信源である神楽が思い切り口をへの字にして、雑誌の一ページを見つめている。

ソファの上で横になってジャンプを見ていた銀時は神楽

が見ている雑誌に視線を向けて、首を傾げた。

「何で静岡のガイドブックなんか持ってんだてめえは」

「マヨラがさっき持ってきてまた出てったアル」

「何だあいつ来てたのかよ」

「土方さん静岡に行くんですかね?」

「ケツ、大事な恋人ほったらかしにして静岡に旅行とか何様

副長様?ケツの穴にお茶っ葉ぶち込んでやろうか」

「やってみろやクソ天パ。その代わりと言っちやあ何だがてめえの尿道にザッリザリのお茶っ葉一本ずつ差し込んでやるよ」

「いっった、ちよ、いっつた·······何お前来たの」

新宿歌舞伎町で万事屋を営んでいる坂田銀時の恋人である真選組副長土方十四郎が、いつの間にかソファの後ろに立

つていた。

片手には土産替わりなのかお菓子がたくさん詰め込まれたコンビニの袋をぶら下げている。

新八に土産だと言って渡されたその袋の中からさらりとチョコレートを取り出して、神楽の隣に座った土方に神楽が持っている静岡の情報誌を指差した。

「何それ。お前静岡行くのかよ」

「おお。仕事でな」

「そうなんでさあ、土方さん、仕事にかこつけて静岡のうまいもん食ベ放題してくる気なんですぜ」

突然背後から聞こえてきた声に銀時がビクリと体を揺らして振り返ると、そこには真選組一番隊隊長の沖田総悟が立つていた。

よ」「おい、お前らマジで勝手に人ん家出入りしてんじやねえ

「お前がもうこれからは勝手に家に出入りしろこれが俺のプロポーズだこの野郎って言ったんだろうが」

「土方さん居るところに沖田総悟あり。っていうか旦那プロポーズの仕方古臭いですねえ、味噌臭いですぜ、お前の作つた味噌汁が飲みたいと同じ匂いがしますぜ」

「うるせえよ!お前も何秘匿するベきプロポーズの言葉あつさり暴露してくれちやってんの?普通そういうの隠すだろ!二人だけの思い出にしとくもんだろうがよ!」

な」「お前がお前らってプロポーズした相手まで一纏めにして不法侵入者扱いするからだろうが。言っとくけどお前のプロポーズ無視して帰ろうとした俺に土下座したのお前だから

「おいやめろ子供がいる前でそういう繊細な話題は。俺にも威厳ってもんがあるんだよ」

「大丈夫ですよ銀さんに威厳とか元からありませんから」「全くヨ、銀ちゃんがマョラとのお付き合いマョネーズで買

つたって言っても私達何も不思議に思わないアル」

「おい静岡の話をしろ。色々問題があるからもうやめよう、

頼むやめてくれこの話は」

「そういえば静岡のうまいもん食べ放題ってどういうことアルか?」

神楽の不満そうな言葉にやっと自分の話題から離れてくれたことを安堵しながら、銀時は土方に視線を向けた。

だがしかし神楽の責めるような口調を受けながらも、本人は仕事という意識が強いからか全く引け目を感じている樣子はない。

「どういうことも何も、行くならこれ買ってきてくれってそのガイドプックに書かれてる付箋のもののお使い近藤さんに頼まれたんだよ」

ペラリと開かれたページにはキルフェボンの文字。

勿論甘いもの大好きな銀時が知らないはずはなかった。「はあ?!キルフェボンってお前何のことか分かってんのか?!巨乳の話してんじやねえぞ!」

「おいこいつは何を言ってんだ」

「銀ちゃんの脳みそが小豆一粒より軽い事なんて生まれる前から分かってたことネ。返品はお断りしてるアル。一度引き受けたものはちやんと最後まで面倒見るネ」

「保健所って人間受け付けてくれてたか志村」

「天パだから断られるんじやないですかね」

「おいお前らいい加減にしろ。っていうか神楽!そいつゴリラにケーキ買って俺らには無しとか言ってんだぞ!」

「言ってねえよ、ぎやあぎやあうるさいお前の分は考えるけ

どな」

「え、ちよ」

「私イチゴのがいいアル!」

「僕フルーツがとにかくたくさん乗ってるのがいいです」「おお、待ってろ」

そう言って子供達の頭をポンと撫でる土方のなんと勇ましくも優しく微笑ましいことだろらか。

保護者である銀時の地位が失墜どころか失禁するには十分であった。

「ちよ、ちよ、ちよ、待て!こ、これ見ろ神楽!このうまそうなハンバーグはお持ち帰りできねえからな!こいつは静岡で腹いっぱいこのハンバーグ食らつもりだぞ!」

ビシイツ!と擬音語が付きそうな勢いでガイドブックに書かれているハンバーグを指さす銀時の手元を見て、神楽と新八はパブロフもドン引きするような勢いで涎を口からダ

ラダラと垂れ流し始めた。

美味しいものと涎は万事屋ではワンセットでお送りされるのである。同情するなら肉をくれ。

写真から伝わる肉汁の弾ける音や分厚く捏ねられた綺麗な俵型の形を見て、神楽と新八はあっさりと意見を翻した。「マヨラずるいアル!私だってこんな美味しそうな、えーつと、すこやかのハンバーグ食べたいね!」

「おいさわやかって書いてんぞ。食いたいって言うぐらいなら店名間違えてんじやねえよ」

てしてしと土方が雑誌に見開きで書かれているハンバーグ屋さんのお店の名前を指で叩く。

だがしかしお店の名前など興奮状態にある万事屋の一同からしてみればピリッと破れてピリリリリーつと端つこの方だけ残したラップみたいなものなのである。つまり邪魔な情報なのである。

「そんなもんどうでもいいネ!私だってにこやかのハンバーグ食べたいアル!」

「だからさわやかだって言ってんだろ勝手に微笑ましい感じにしてんじゃねえよ」

「いいぞ神楽言ってやれ!こんなうまそうなハンバーグ独り占めとかいじめ以外の何物でもねえ!俺達だってしとや

かのハンバーグ食いたいって声を大にして言え!」

「しとやかって何だそれこのふとましい俵型のハンバーグから一番程遠い名前になってんじやねえか」

「土方さん、僕ら別に出張についていきたいとまでは言いませんが、食べさせる気もないのにそういう食ベ物がいっぱい載った雑誌を見せられたら本当こういう大変な事になるんで、せめておごそかの肉汁だけでも持って帰ってもらっていいですかね」

「お前は謙虚な口ぶりでなんつうこと言ってんだ。あとおごそかじゃねえよさわやかだっつってんだろおいもうやめろこのやり取りいつか俺も間違えそうですげえ嫌だ」

土方が手を振ってやめろやめろと指示を出すが、ヒートアツプした万事屋三人組を止める術はない。

だがそんな土方に、珍しく沖田が救いの手を差し伸ベた。「おやおや御三方安心なせえ、こんな事もあろうかと、俺あ

土方さんの旅行をここに持ってきやした。この鞠になら一人ぐらいは入れます、荷物に乗じて静岡に一緒に潜入し、しなやかのハンバーグを食してきてくだせえ」

どさりと床に置かれた黒いボストンバッグはどこかで見たものがある。

ある程度の年代のお嬢さん方ならエスパーな伊藤が入つていたあれとやけにそっくりじやないかと思われること請け合いのそれだった。

ネ」······何アルかこれに入れって言うアルか。どう入ればいい

「えーっと、足から入ればいいのかなあ」

「はーっはっは!ざまあねえなガキども!ここは昭和生まれに任せて平成生まれのボーイミーツガールは精々大志を抱いて鎌倉幕府!」

「何言ってるアルかこのおっさん」

「ハンバーグ食ベれるのと土方さんに持ち運ばれるっていう意味不明の興奮に脳みそがショートしてるんだよ、触っちや駄目だよ神楽ちゃん」

沖田が置いたボストンバッグに何だよこんなもん楽勝じやねえかと言いながら銀時が体を突っ込んでいくが、細身なエスパーな伊藤が入るサイズのそれが筋肉マッチョな銀時が入れるもなく、ムチムチの下半身を入れたところでボストンバッグはいっぱいになってしまった。

··········あ、ちよ、これ、ボストンバッグいっぱいなんだけど。ぱっつんぱっつんなんだけど」

ダラダラと顔に冷や汗をかいて顔を上げる銀時を見下ろして、土方と新八と神楽は顏を見合わせた。

「おい志村、燃えるゴミの日はいつだ」

「明日の朝ですけど確か近所のおじさんが空き地で焚き火してました」

「天パはよく燃えそうネ」

「やめなさい!人を燃やす計画を立てるのはやめなさいつ!あとイメージでよく燃えるとかいうのもやめなさい!あれだから!天パも直毛も一緒だから!直毛だって焦げたらチリチリになんだろっ!おい誰がチリチリの髪の毛だ!そこまでひどくねえよ!」

「うるせえな。もう捨てに行くか。おい生ゴミも一緒に持って来い」

「はーい」

「定春のゲロも持っていくアル」

「おいやめろ俺の上に乗せんなぎやあああああああ」

「ところで総悟、お前何しに来たんだ」

用件もなしに沖田が万事屋にやってくることは珍しい。

まさかボストンバッグを持ってくる為にわざわざ来たわけではないだろう。

そう思って銀時の体にぽいぽい生ゴミを乗せていく土方が尋ねると。

「土方さんに静岡出張無しになりやしたぜって言いに来たんでさあ」

「·······」

「じや、俺は見回りあるんでこれで」

スタスタスタ。

ガララララララ。

ガララララララ。

重苦しいほどの沈黙に部屋は包まれ、ハタハタと風も吹いていないの部屋の中で情報誌の表紙が揺れた。

銀時の体に山のように生ゴミを乗せた三人は、黙って銀時の体の上から生ゴミを退けて。

死にそうな顏をしている銀時をボストンバッグから引き

ずり出して、またいつもの風景に戻っていった。

三日後、非番の土方が日帰りで静岡に三人を連れて行き、

無事さわやかのハンバーグを食すことができたという。

しかし神楽にこれでもかとハンバーグを食い尽くされたおかげで、店はその後三日間臨時休業を取ることとなった。

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